今日も今日とて、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
本日は、サラリーマンなら誰しも一度は・・・場合によっては毎日思う、
なぜ仕事は楽にならないのか?についてお話しいたします。
なぜ仕事は楽にならないのか?
それは、一生懸命頑張って仕事を終わらせて、ようやく確保できた時間に、また仕事を詰め込むからです。
答えは極めてシンプルです。以上。
「そんなことわかってますっ!」と思う方も多いかも知れませんが、
では、なぜ仕事を詰め込んでしまうのか?真の問題はここら辺にありそうですね。
この先は、仕事を詰め込まない骨(コツ)について書いていきます。
が、前提として、もしあなたの上司が、絶滅危惧種ともいえる「お前らとにかく死ぬまで働けよ!的な上司」であった場合は・・・
すみません。私の記事はお役に立てません。
ご退職や転職をお勧めします。
なぜ仕事が生まれるのか?
仕事が生まれる理由は大きく3つあります。
上司から指示される
同僚や他部門からの質問・依頼される
自分の好奇心やこだわりから無駄な行動をしてしまう。
詳しく見ていきましょう。
上司から指示される
これ、サラリーマンであるうちは逃れることはできません。
諦めて、上司からの指示に基づきさっさと仕事を進めましょう。
上手く捌く骨(コツ)は、上司からの指示受けたその瞬間に
- 指示の完了時期(いつまでに報告するかなど)を確認する。
- 可能であれば、指示を受けたその場で「○○○○○みたいなイメージでしょうか?」と完了時のイメージを確認する。
- 70~80%程度の完成を目指して推進し、そのレベルに到達したら、さっさと上司に報告する。
- 報告時、再度、上司の指示を仰ぎ、100%に近づける。
こうすることで、すぐに行動に移すことができます。
同僚や他部門からの質問・依頼される
これ、とっても多いです。
多くの依頼を受けてしっかり対応すると「○○は良いヤツだ」「依頼すれば対応してくれる」と、あなたの噂は社内津々浦々広がます。
その結果、質問や依頼が次から次へとやってきます。そして無限に増殖します。
上司からの仕事は絶対ですが、この同僚や他部門からの仕事はある程度取捨選択して対応しましょう。
あなたの体はこの世に一つしかありません。
全ての依頼に応えるのは無理です。
諦めましょう。
しかし・・・やっかいなのは、この「②同僚や他部門からの質問・依頼される」があなたの仕事の幅を広げ、知識を深くし、判断力を大きく鍛えることにつながるということです。
「何故、仕事は楽にならないのか?」という観点を無視するのであれば、
私の経験からも、仕事にゆとりがあれば、もしくは仕事にゆとりがなくても、本来はどんどんこれらの依頼に応えることをお勧めしたいと思います。
「苦労は買ってでもしろ」ですね。
自分の好奇心やこだわりから無駄な行動をしてしまう。
私の経験上、日々のサラリーマン生活において、もっとも注意しなければならないのはこれらの行動です。
心当たりのある方は、一刻も早く、この「自分の好奇心やこだわりから無駄な行動をしてしまう。」ことを減らしましょう。
例えば、
● 社内メールなのに、やたらと丁寧な文章で送信する。
hichan課長
平素より大変お世話になっています。
「XXXXXXXXXXX(件名)」の件、
ご指示いただきましたとおり斯々然々対応いたしました。
詳細は以下のとおりとなりますので、ご確認を何卒よろしくお願いします。
①XXXXXXXXXXXXXXXXXXX
②XXXXXXXXXXXXXXXXXXX
以上
こんなメールは不要です。
hichan課長
「XXXXXXXXXXX(件名)」の件、指示どおり対応しました。
ご確認をお願いします。
①XXXXXXXXXXXXXXXXXXX
②XXXXXXXXXXXXXXXXXXX
以上
私は上司ですが、このレベルのメールで全く問題ありません。
むしろ、伝えるべき内容のみシンプルに記載されていて、長々とメールを見る必要がなく非常に助かります。
1日14通もの送信メールにおいて、特に社内メールで懇切丁寧な文章を作成するのは時間のロスだと認識してください。
業務でメールを使う人の1日平均メール送受信数は、
送信メール数:14.06通
受信メール数:50.12通
引用元:日本ビジネスメール協会の「ビジネスメール調査2020」(https://at-jinji.jp/blog/34094/)
● 報告資料の無駄に細かい部分までこだわる
以下の左右の資料を見比べてみます。
一見、左右とも同じように見えます。
しかし実態は、左側の資料の方がより精密に作成されています。
左側のようにより精密に作成しようとすると、
画像の位置補正や大きさを同じにしたりと、効果の薄い作業工数がかかります。
左右の資料はほぼ同じに見えますので、
左側のように「こだわり」で精密に作成するのをやめて、右側のようにパパっと作成しましょう。
● 他部門から依頼されたこと以上の対応を図る。
ケースbyケースですが、基本は依頼されたことのみ対応を図るだけで良いです。
● 業務に必要なリサーチの際、ついつい他の情報もおいかけてしまう。
● 同僚との休憩(ついつい長時間に亘るケースが多いです。)
これらは一例ですが、1つ1つの行動の時間ロスは大したものでなくても、これが10や20など積もり積もれば大きな時間ロスにつながります。
その結果、本来の自分の業務への時間が確保できず、遅くまで会社に残って疲弊してしまいます。
記事のまとめ
何故、仕事は楽にならないのか?
それは、一生懸命頑張って仕事を終わらせて、ようやく確保できた時間に、また仕事を詰め込むからです。
仕事が生まれる3つの理由
①上司から指示される
②同僚や他部門からの質問・依頼される
③自分の好奇心やこだわりから無駄な行動をしてしまう。
特に②③に注意して、時間のロスを少なくしましょう。
そして、確保できた時間に、間違っても仕事を詰め込まないように細心の注意を払いましょう。
確保できた時間の有効な活用方法は別の機会にお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
hichan.eth