マネージングアップとは? 上司とのより良い関係の構築(定期的な報告の機会設定)

サラリーマンをやっているとモヤモヤすることが多いです。

そのモヤモヤの原因の多くは、

①職場の人間関係がうまくいかない。

②自分の仕事が思うようにすすまない

こんなところではないでしょうか?

 

これらを一気に解決できる・・・かもしれない方法があります。

それは上司をうまくマネジメントすることです。

 

これをマネージングアップと言います。

 

 

上司をうまくマネジメントする?

 

本来は上司が部下をマネジメントするのですが、

サラリーマンの世界では上司をマネジメントできる人こそが、仕事をスムーズに進めることができるのです。

 

もう少し詳細を見ていきましょう。

 

みなさんは会社においてもっとも気になる存在は誰でしょうか?

それは上司です。

 

日々、上司の一挙手一投足を気にして仕事をしている人が多いと思います。

私は課長ですが、やはり上司である部長の言動には注意を払っています。当然ですよね。

 

幸いにも、私の場合は部長とも良好な関係が築けている(と思っている?)ので、日々の仕事も比較的スムーズに進めることができています。

 

・・・あまり大きな声では言えませんが、例えば営業の方であっても、お客様との関係よりも上司との関係の良し悪しの方が仕事に与える影響は大きいです。

これが現実です。

 

お客様との関係が悪くても、上司との関係が良ければ・・・サポートももらえるし、つらいことがあっても励ましてもらえます。

上司の信頼を得ていれば、評価も悪くはならないでしょう。

 

では、上司との関係をより良くするためにはどうすれば良いのでしょか?

答えはシンプルです。

上司とのコミュニケーションを円滑にして、いつでも気兼ねなく話せる良好な関係を築いておくことです。

 

上司のクセ、考え方の傾向を知り、上司が好む仕事の進め方を意識して、自らの業務をすすめておくことなどはとても効果的な方法です。

 

上司のクセや傾向とその対策ということでは、

完璧主義的な上司には、正確な情報を順序だてて報告する。

コストに厳しい上司には、おカネの部分はしっかりと確認して報告する。

また、上司は基本的に忙しいので、報告や情報提供のタイミングを見極める。

こういった対応を意識すると良いと思います。

 

しかし、私の担当者時代の経験と、上司である現在の立場を踏まえて、

もっとも効果的な方法をお伝えします。

 

それは、2週間に1回程度、定期的な報告の機会を事前に設定しておくというものです。

時間は1時間程度が良いです。

報告することの有無にかかわらず、定期的に設定することが重要です。

 

もう少しかみ砕いて説明します。

 

なぜ2週間に1回なのか?

上司は何だかんだ忙しい存在です。

よって、1週間に1回では迷惑です。

しかし、1カ月に1回となるとタイムリーな情報提供や報告ができません。

結論として2週間に1回がベストです。

 

あくまで定期的な報告の機会を設定しているだけなので、別に重要な報告などがあれば、そのタイミングで機会を設定すればよいだけです。

 

なぜ1時間なのか?

何かを報告をしていると30分などはアッという間に過ぎてしまいます。

1時間あればそれなりに濃いやり取りが可能です。

また、報告する内容がなくなれば、1時間を待たずに終了すればよいだけです。

 

上司は忙しいのです。

よって、1時間の予定が30分などで終了すると、空いた30分で自分の作業ができるので「これはありがたい。」となります。

 

なぜ報告することの有無にかかわらず、定期的に設定するのか?

真面目に仕事しているサラリーマンであれば、2週間程度仕事をしていれば、何かしら上司に報告する案件が必ず発生します。

 

案件が発生してからの報告は後手にまわることが多いです。

よって、定期的な機会を設定しておくことで、案件が発生する前(怪しいかもしれないと思った時)に情報を入れることができます。

上司も事前にリスクを把握しておくことで、万が一の時の対応がとても楽になります。

 

報告する内容

報告する内容は以下のようなことで良いでしょう。

自らの業務の進捗状況

業務の中で迷っていること

上司とイメージを合わせておきたいこと(上司のイメージ確認)

その他に業務に関係する雑談や情報の共有

自身のプライベートに関すること(イベントや有休、早めに帰宅することなど)

これらの情報を上司と共有しておくことで、自らがとても動きやすくなります。

 

定期的な報告機会を設定するメリット

定期的に報告の機会を設定しておくことで以下のようなメリットがあります。

悪い情報やミスの速やかな報告ができ、状況が悪化する前に対策が可能となる

上司のイメージを確認したうえで業務推進ができるため時間のロスを軽減できる

上司に、真面目に仕事をしていると良い印象を与えることができる

プライベートの所要なども事前に伝えておくことができ、有休取得やプライベートのイベントに参加しやすくなる

 

まとめ

本日は上司との良い関係を築く方法をお話しました。

上司との良い関係は、あなたのサラリーマン生活のストレスを軽減させ、同時に効率的に業務を推進することを助けるでしょう。

 

是非、2週間に1回程度、定期的な報告の機会を事前に設定してみてください。

私の経験上、この方法は本当に有効です。

 

上司にとっても、定期的に部下の業務の進捗が確認できる機会は貴重です。

本当に助かります。

 

是非、明日から実践してみてください。

 

それでは、また

 

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