課長が考える「ストレスフリーなサラリーマン生活」を送る方法

 

このブログ「課長の頭の中」では、膨大企業の現役課長であるhichan(ひーちゃん).ethが、

サラリーマン生活について日々思うこと&感じることを書きなぐります。

 

あくまで、ひとつの事例となりますが、

サラリーマンの方は是非ご参考になさってください。


 

本日は、

課長が考える「ストレスフリーなサラリーマン生活」を送る方法について書いていきます。

 

私自身のサラリーマン生活も随分と長くなりましたが、そのあいだの起こった様々な出来事や私自身の経験から、サラリーマンである私たちには大きく2つの道が存在していることを認識しています。

 

そして、「ストレスフリーなサラリーマン生活」を送るためにはどちらの道を選択すべきか?

本日はそんなことを考えていきたいと思います。

 

私たちサラリーマンには、

  • ほどほどに頑張って、自分(と家族)の生活費を稼ぐ道
  • 出世をめざして、人生の多くの時間と労力を会社にささげる道

の大きく2つ選択肢があること。

 

そして、私の経験から、

ほどほどに頑張って、自分(と家族)の生活費を稼ぐ道を選択した方が、ストレスフリーなサラリーマン生活を送れる可能性が高いと考えます。

※一定の条件はあります。

 

 

ほどほどに頑張って生活費を稼ぐ道とは?

将来有望な、または未知の可能性を秘めている若いサラリーマンにはあまりお勧めはしませんが、所属する組織の方針や上司の指示にしたがって、勤務時間内でほどほどに頑張って働くこともサラリーマンの生き方の一つです。

この考え方(働き方)は、トータルで自らの人生を豊かにしたいと思っている方にお勧めです。

ほどほどに頑張るといっても、会社で働くことに変わりはないので、仕事を通じて知識が増えたり、ある程度の達成感を得られたりします。

出世を望まず、自らのペースで仕事を進めながらプライベートの時間も大切にしたい。

そんな希望をお持ちの方にはピッタリの働き方です。

 

もう一つの道である「出世をめざして、人生の多くの時間と労力を会社にささげる道」は、いばらの道や修羅の道と言い換えることもできるほど大変な選択肢です。

私はまさにこの道を進みつつありますが、今後は本当に大変になっていくことをヒシヒシと感じ始めています。

※こちらの道はまた後日書いていきたいと思います。


ほどほどに頑張るサラリーマン生活のメリット

サラリーマンの最大のメリットは毎月安定した収入(給与)があることです。

これは何事にも代えることのできないメリットといえるでしょう。

 

金額の多い少ないはあるかもしれませんが、ほどほどに頑張れば生活に困らないレベルの収入を得ることが可能です。

贅沢しなければ生活は安定します。

 

この他にも以下のようなメリットがあります。

むしろ出世を望まなければ、他人をライバル視することもないので、より良好な人間関係を築くことができる。

項目 内容
達成感 ほどほどに仕事を頑張るので、ある程度の達成感は得られる。
職場の人間関係 仕事をしないわけではないので、職場の人間関係も悪くない。

むしろ、同僚などをライバル視しないので、より良い人間関係の構築も可能である。

上司との関係 上司の指示をしっかり聞いていれば良好な関係が築ける。 ※後述します。
プライベートな時間 過度に残業を行わないので、プライベート時間もある程度確保できる。
昇給/昇格 ほどほどに頑張っているので、昇給や昇格もある。

 

 

 

あくまで会社内で高みを目指すことなく、プライベートでもあまり贅沢をしないということが前提になりますが、快適なサラリーマン生活を送ることができます。

長い目でみると、人間とは、あまり贅沢せずに堅実に生活することがストレスを少なくして幸せに暮らせる秘訣だと思ったりもします。


ほどほどに頑張るサラリーマン生活のデメリット

大きなデメリットは、

  • 多くの時間を会社に拘束されること
  • ひどい上司の部下になる可能性があること
  • 基本的には出世ができないこと

の3点です。

 

しかし、これらは全てのサラリーマンに当てはまるデメリットであり、ほどほどに頑張るといった特定のサラリーマンに限るものではないです。

 

サラリーマンは自らの労働の対価として給与をいただいているので、時間を拘束されることはある程度やむをえません

上司のデキは「運」に左右されます。よって、悪い上司にあたると相当にツラい状況が続くことになります。

※ 上司のデキやその対策については、また別の機会に書きたいと思います。

 

出世については、人それぞれの価値観によると思いますが、人生を充実させたいとお考えであれば、私の経験からも正直あまりお勧めはできないです。なかなかに大変です。


ほどほどに頑張るサラリーマンがストレスをためない方法

一般的な上司のもとで働く場合、ほどほどに頑張ることで快適にサラリーマン生活を送ることができます。

ただし、これには絶対的な条件があります。

それは、出世や会社で多くの活躍を望まないことを徹底することです。

 

人間はどうしても他人よりも優位なポジションにいたいと思う生き物です。

しかし、ことサラリーマンというカテゴリーにおいては、出世することや他人よりも優位なポジションを維持することに相当な労力と覚悟が必要となります。

一度この領域に足を踏み入れてしまうと、次から次へと仕事が舞い込み、その仕事をこなしながらさらに周囲の期待に応え続けることが必要となります。

そのため、どのようなことにも耐えられる強い精神力と体力、さらには高回転な頭脳臨機応変に対応できる能力などが求められます。

課長を経験している私としては、正直おすすめしません。

 

課長に昇進したとしても、その上には部長がいます。

部長の上には本部長が、本部長の上には役員が、役員にも一般の役員と常務や専務がいます。

最終的に社長までのぼりつめない限り、どこまで出世しても一般的な課長と部下との関係と大きく変わらないものです。

※もちろん出世するたびに、できることや権限の範囲が大きくなります。

 

正直、私自身も課長よりも上のポジションは望んでいません。

「課長まで出世できたので、もういいや」というのが本音です。

 

自らに与えられたミッションをコツコツと進めていく。

上司からの指示に対しても、納期を守り、ある程度の品質でその指示に応える。

このことに注力していけば、ストレスの少ないサラリーマン生活を過ごすことができるでしょう。

 

その他には、同僚(他者)の支援を極力避けることも重要です。

自らにゆとりがあれば、職場の良好な人間関係を築くために、可能な範囲で同僚(他者)を支援しても良いと思いますが、過度な支援は自らにかかる負担は大きくなります。そのことをしっかりと認識しておくと良いと思います。


ほどほどに頑張るサラリーマンの上司との関係

私自身の傾向となりますが、上司の部下に対する認識は、

項目 内容
将来性のある部下     向上心のある部下 将来の幹部候補生として、または私自身の後継者として、量と質が伴った多くの仕事を指示します。

私よりも上位者への積極的な報告や、一部の部下のマネジメントなども積極的に指示します。

堅実に仕事をする部下 将来性のある部下や能力の低い部下のことで頭がいっぱいで、あまり気にしていられないのが本音です。

また、仕事はある程度やってくれるのでありがたい存在であると認識しています。

やる気がない部下     能力の低い部下 何とかして給与分の仕事をさせようと、あの手この手を考えています。

 

 

 

 

ほどほどに頑張ってくれる部下は、ある程度、目を離していても堅実に対応いただけるので安心感があります。

上司としてはこれほどありがたい存在はありません。よって、上司との関係は良好だと言えるでしょう。

 

中には、管理職を目指せる高い能力がありながら、プライベートを優先させるために仕事はほどほどにしたいという方も一定数いて、会社としてはもったいない思いもありますが、これはこれでアリなのかなと思ってもいます。

そういった方は総じて快適にサラリーマン生活を送っているように感じます。


まとめ

本日は、課長が考える「ストレスフリーなサラリーマン生活」を送る方法について書きました。

サラリーマンである私たちには、ほどほどに頑張って自分(と家族)の生活費を稼ぐ道と、出世をめざして人生の多くの時間と労力を会社にささげる道が存在します。

人それぞれの価値観は異なります。

自らの可能性を信じて努力し、出世を重ねて高いポジションから会社をダイナミックに主導していく人生もあります。

しかしこれには相応の能力と努力が必要です。

 

私の経験上ではありますが、個人の幸せを考えると、ほどほどに頑張ることで「ストレスフリーなサラリーマン生活」を送る方が良いのではないかと思います。

 

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

それでは、また。

hichan.eth